【剣盾シーズン15使用構築】マリルリの相棒を探す旅!~ホワイトキュレムしか勝たん。積み技はありえない~【最終順位773位レート1899】
かなやんです。シーズン8以来の投稿です!
2月から3ヶ月間はランクバトルのルールが変更して、禁止伝説ポケモンを1匹まで使用可能というルールになりました。
その最初のシーズン15(2月)にて最終順位1000位以内の773位を達成しました(TN:はまべみなみ)。美波ちゃんにちなんで373位とはなりませんでしたが、十分美波ちゃんっぽい順位で嬉しいです!
最終日に834位で撤退した結果、朝起きたら994位になっていた。1000位以内確保のため、仕事に行く前の最終戦に勝利!結果怒涛の8連勝で締め成熟したパンティパーティができた。この環境は4月まで続くため、反省点を整理するためにも、構築記事を書いて振り返ってみようぜ!
まず、2月から使用可能になったポケモンは以下の通り。この中から1匹まで使える。
そしてシーズン15の伝説ポケモンの使用率ランキングは以下の通り。
1ザシアン(全体6位)
2イベルタル(全体 14位)
3カイオーガ(全体 17位)
4ムゲンダイナ(全体 18位)
6黒馬上バドレックス(全体25位)
7ゼルネアス(全体29位)
8ホウオウ(全体32位)
9白馬上バドレックス(全体34位)
10ブラックキュレム(全体49位)
11ゼクロム(全体51位)
12ディアルガ(全体53 位)
13ミューツー(全体73 位)
そして、かなやんにどの伝説ポケモンを使用するか、アンケート調査を実施した。選ばれたのは綾鷹ホワイトキュレムでした。
ホワイトキュレムは第5世代ブラックホワイトで登場した、キュレムとレシラムを合体させたドラゴン氷タイプのポケモン。
シーズン15の使用率ランキングは伝説ポケモンの中では14位(全体74位)。
個人的な見解ですがホワイトキュレムの強い点、弱い点は以下の通り。
強い点
・C170から放たれる広範囲の技。特にサブウェポンのクロスフレイはタイプ一致を半減する鋼タイプにささる。
・合計種族値が700で一般的な680より高い、耐久もそこそこある。
・今作フリーズドライを取得。ぺリッパーに4倍弱点をつける。水タイプへの打点になる。
・特性ターボブレイズでミミッキュで止まらない、頑丈等も無効。
・カッコE。
弱い点
・耐性が弱点5つ、半減以下の3つで弱い。氷タイプはゲーフリを訴えるべき。
・伝説ポケモンの環境トップであるザシアンに弱い。
・S種族値が95でミミッキュ96、ウーラオス97、ゼルネアス・イベルタル99のため、絶妙に弱い。
・伝説同士の撃ち合いで不利対面がやや多め。
・Sを上げる技がりゅうのまい、ダイジェット(物理)であり、種族値と噛み合ってない。
・ラッキーで止まる。
・ドラゴン技を採用するとメタモンに弱い。
総合的に見ても、あまり採用率が高くならない理由はわかりみ。ですが、これの弱さを強さに変えることができる。スカーフを持たせたホワイトキュレムならね。
1.構築経緯
伝説ポケモンで3たてを狙うのは、対策が厚かったり、苦手なポケモンがいた場合のケアが得意ではないため、伝説ポケモンでも、あくまで相手を対策する1匹の一般ポケモンだと考えた。パーティー6匹で、あらゆる伝説ポケモンにも対応できるパーティーを意識した。
従ってあくまで戦略はサイクル戦、このパーティーにダイジェット、積み技はありえないwwwは必要ない。全抜き性能を求めないなら、技範囲の広いホワイトキュレムはかなり優秀であり、火力と耐久を備えた氷タイプは唯一無二の性能である。
ホワイトキュレムを主軸とした際に、伝説の中でもザシアン対策は必須。ホワイトキュレムはタイプ一致技がザシアンに無効と半減だが、炎タイプ技のクロスフレイムを覚えるため、こだわりスカーフを採用した。しかし、こだわりスカーフを持たせてザシアンの上をとっても、クロスフレイムのダメージは8割前後で対面では勝てない。
ここで8割しか入らないから諦める人類がほとんどだと思われる。8割しか入らないじゃない!8割も入るんだ!これはゴツゴツメットに2回触れれば確定で落ちるライン。ザシアンの攻撃を2耐えし、とんぼがえりが使えるポケモンとして原種ファイヤーゴツメランドロスを採用。マリルリを含めても、トップメタの伝説ポケモンの中で、ムゲンダイナが重くなるため、ヒードランで対策。ホワイトキュレムのフリーズドライで倒しきれない水タイプへの対策としてカプコケコ、ここまでで重すぎる月食ネクロズマ、黒バドレックへの補間としてウーラオス(いちげきのかた)を採用した。
このようにホワイトキュレムの弱点をとにかくカバーできるように、取り巻きのポケモンを考えた。
2.個体紹介
性格:いじっぱり 特性:ちからもち
持ち物:しんぴのしずく
実数値
H191 A112 B4 C× D116 S70
H124 A252 B4 D124
技
調整意図
H
16n-1
A
・ダイストリーム+雨アクアジェット
無振りダイマ黒バドレックス→黒バドレックス、
H252ダイマサンダー→サンダーを確定1発
無振り黒バドレックス→バドレックスを確定1発
・ダイフェアリー+アクアジェット
無振りダイマイベルタル→イベルタルを高乱数1発、珠ダメ1回で確定1発
・アクアジェットで無振りザシアンの身代わりを確定1発
HB
陽気ウーラオスのハチマキ雷パンチ確定耐え
HD
ひかえめ珠サンダーのダイサンダーをダイマ状態で確定耐え
ひかえめC2↑ゼルネアスのダイフェアリーをダイマ状態で75%耐える
臆病珠黒馬上バドレックスのアストラルビットを82%耐える
S
振りたいけど振れなかった
我がパーティのアイドルであり相棒。
最初はザシアン対策にB方面に厚く振って、イバンのみで対面ザシアンに対面で勝てる型を使っていた。しかしザシアンは他の処理ルートがあるため、後述するポケモンへの対策でD振りにした。
ホワイトキュレムの次にダイマックスすることが多かった。しんぴのしずくは水技の威力を1.2倍にする持ち物。ダイストリーム+アクアジェットをする際に、こだわりハチマキよりも火力がでる。耐久がギリギリのため、いのちのたまは持てないこともあり、しんぴのしずくが最適解だと考えた。
相手のダイマックスに合わせる必要があるが、ダイウォール→ダイストリーム(ダイフェアリー)→ダイウォール→アクアジェットという動きでイベルタル、サンダー、ゼルネアス、黒バドレックスなどに勝てるため、読みレベルが高ければ強いポケモン。ホワイトキュレムで殴り負ける相手に強いのが素晴らしい。
ダイウォール用の技は、ほろびのうたを採用。バトン対策はもちろん、壁張りオーロンゲを倒した後にジオコントロールを積んでくるゼルネアス、耐久ホウオウやルギアにほろびのうたを打つ動きが強かった。ダメージ計算を見てわかるように微妙に数値が足りない部分があるが、気合と愛情で対策済み。
マリルリが好きすぎて最近体型がマリルリに近づいてる🐰俺自身がマリルリになる日も近い。
ホワイトキュレム
性格:おくびょう 特性:ターボブレイズ
持ち物:こだわりスカーフ
実数値
H201 A× B110 C222 D120 S161
H4 C252 S252
技
フリーズドライ りゅうせいぐん クロスフレイム ぜったいれいど
調整意図
H
ラッキーの地球投げ4耐え
C
ダイアイス無振りミミッキュを確定1発
フリーズドライで無振りダイマランドロス確定1発、H振りランドロス低乱数1発(31%)
HD
ひかえめ珠サンダーのダイジェット確定耐え
S
最速
本パーティの主軸。Sは90族に伝説ポケモン多数、91族にランドロスがいるため、最速安定。これでS148のザシアンだけでなく、黒バドレックスやフェローチェも余裕で抜けている。
おくびょうで火力補強アイテムがないため、他のポケモンで削ることが必須となる。対ザシアンは後述するランドロスを後投げしてゴツメダメージを入れて気合でクロスフレイム圏内にいれる動きをする。
イベルタルのダイバーン意識でDに振ったザシアンに耐えられた時は泣いた。ぴえん。イベルタル対策のついでに耐えられる風評被害が発生したため、可能な限り削ってからクロスフレイムをうつ立ち回りを意識。ザシアン入りの構築への勝率はかなり高かった。
C170あるが、プライドを捨ててぜったいれいどを採用。ラッキー後投げが読みやすいが、基本的にヒードランでラッキーは見て、どうしようもないときにギャンブルを仕掛ける。ダイアイスの威力が130のため、この技はフリーズドライで足りない敵を倒すための意味合いの方が強い。
メタモン対策でブラックキュレムやホワイトキュレムからドラゴン技を抜く風潮がありますが、それは甘え。フェアリータイプ2匹、さらにヒードランはこの型のホワイトキュレムに圧倒的に強いため、メタモンで困ることはなかった。
選出率は体感で95%くらい。ゼルネアス、ホウオウ入りに選出しない試合があった。技はだいちのちからが欲しい場面が多かった。合体したポケモンだから技スペを8個にすべき。
霊獣ランドロス
性格:わんぱく 特性:いかく
持ち物:ゴツゴツメット
実数値
H195 A166 B156 C× D101 S112
H244 A4 B252 D4 S4
技
じしん がんさきふうじ とんぼがえり ステルスロック
調整意図
HB
ようきザシアンのきょじゅうざん確定2耐え
ザシアンに1万回後投げした。回復技がないため、何度も繰り出せるわけではないが、ゴツメを2回発動でお仕事終了のため問題ない。
ウーラオスやエースバーンにもゴツメで削ってホワイトキュレムで仕留める動きが強かった。じしんより、とんぼがえりした回数の方が多かったまである。
がんせきふうじを外した記憶がない。こいつは面接で「潤滑油です」と言っても許される。数えてないけど選出率はホワイトキュレムに次ぐ2位。
性格:おだやか 特性:もらいび
持ち物:たべのこし
実数値
H193 A× B132 C150 D154 S115
H212 B44 D108 S140
技
マグマストーム だいちのちから ちょうはつ みがわり
H
たべのこしの回復効率が奇数で最大の16n+1
HD
C1おくびょうムゲンダイナのメテオビーム+ダイマックスホウ×2をたべのこし込みでほぼ耐える(確認したら確定じゃなかったわ)
S
準速バンギ抜き
ムゲンダイナ、ラッキー対策。マグマストーム3連続外しでTOD負けもあったが、総合的な確率でいえば75%以上当ててくれた気がする。みがわりで壁ターンを枯らし、ちょうはつでギミックを仕込んでいる相手には強かった。
家でこいつと会うのは避けたい。
カプ・コケコ
性格:おくびょう 特性:エレキメーカー
持ち物:じしゃく
実数値
H145 A× B105 C147 D96 S200
C252 D4 S252
技
調整意図
C
エレキフィールド下ダイサンダーでH振りダイマホウオウ確定2発(マルチスケイルなしならルギアも同様)
でんきタイプは環境トップにサンダーがいるが、エレキフィールドであくび対策、エースバーンより速い、いちげきウーラオス、サンダーに強い点で、コケコを評価した。また、ちょうはつでホウオウ、ルギアのめいそうを止めてもらう。
パーティーで辛いカプレヒレ、アシレーヌ、ホウオウ、ルギアあたりの相手をしてもらった。
持ち物は、マジカルシャインをうつ機会が少ないため、いのちのたまから、じしゃく(でんき技の威力1.2倍)に変更。個人的にタイプ威力上げるアイテムすこ。相手からは、わからないし、腐りにくいから扱いやすい。
仮想敵を見ると物理型でもいい気はするが、ボルトチェンジとマジカルシャインが便利すぎるし、両刀で耐久落とすのも厳しい。ラプラスまで考えてHDオボンやチョッキもなくはない。こいつの型はもう少し考えたい。それを理由に有給をとりたい。
順位3桁チャレンジの試合でホワイトキュレム抜いてコケコ選出をした結果、見事にホウオウとサンダーをぶち抜いてくれた。大一番の試合だったこともあり、家で「勇気の禁伝抜き選出だ!」って大声でいった。
ウーラオス(いちげきのかた)
性格:ようき 特性:ふかしのこぶし
持ち物:きあいのタスキ
実数値
H175 A182 B120 C× D81 S163
A252 D4 S252
月食ネクロズマ、黒バドレックスを削り、ホワイトキュレムが苦手なバンギラス対策として採用。ふいうち+ホワイトキュレムのフリーズドライでスカーフカイオーガを倒せるのも強かった。
ちょうはつの枠はカウンターを入れる人が多数だが、相手依存の技は好みではない。ちょうはつは最速のゼルネアスがほぼいないためジオコントロールを防ぐのも強く、カバルドン入りにも初手で出していける安定感〇。ちょうはつ持ちがパーティーに3匹。ホワイトキュレムが岩弱点のこともあり、ステルスロックに恐れおののいた結果か。
こいつ見てるとばつ丸君思い出すのは私だけでしょうか。
3.総括
全体的にディアルガ、アシレーヌ、カプレヒレ、ヒードランあたりの、ホワイトキュレムで勝てないポケモンの処理が課題。しかし終盤は負ける気がしない程安定しており、もっと上にいける手応えしかない。
トレーナーネームはまべみなみちゃんにちなんで373位を目指して頑張ります。ドラマに映画に大活躍中の浜辺美波から今後も目が離せない。